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更年期のつらい倦怠感を感じる場合は休養を

 

更年期における倦怠感もまた、ホットフラッシュや心の不調と同様に多くの女性が訴える症状です。体のだるさや疲労感、無気力感は、軽度であれば特に治療は必要ありません。ただし、症状が長く続いたり、休んでも疲れが取れないといった場合は貧血や糖尿病、またはうつなどの病気が隠れている場合がありますから、婦人科や内科、場合によっては心療内科などで診察を受ける必要があります。

 

そして検査をしても病気がなく、原因が更年期であった場合に注意する点は、「食事」と「休養」、そして「生活リズム」です。まずは日ごろから”疲れを引き起こす食品”を口にしていないか確認してみましょう。疲れを感じる場合、コーヒーやアルコールなどの刺激物はNGです。脂肪の多い食事や甘いお菓子も、体を疲れさせてしまいます。

 

規則正しく内容に気を使った食事をしていても、仕事中にコーヒーを飲んでいたり家事の合間にお菓子をつまんでいては一向に症状は良くなりません。

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そして次に大切なことは、”一般的な疲労解消法をとる”ことです。すなわち、よく休み、睡眠時間をはじめとした生活リズムを整えることです。たとえば夜は10時までには眠りに入り、朝は5時〜6時頃に起床。朝日を浴びながら体操などの軽い運動を行い、朝食をとる…というようなリズムが理想的です。

 

しかし仕事によっては、多忙を極めることで生活リズムが乱れてしまっている場合があるかもしれません。特に睡眠時間の確保が難しいと、それ自体が自律神経失調の原因になります。こういった”仕事に追われるままに更年期に入ってしまった女性”は、その他の更年期症状も非常に表れやすくなります。更年期に疲れや倦怠感を訴える女性は、「がんばりすぎ」が原因であることも少なくありません。

 

老いを前にした更年期は人生の転換期。そろそろ仕事の量やペース配分を少しづつ変えていくことも必要でしょう。もし家族や職場に相談しにくい場合は、カウンセリングを受けることもおすすめです。なかでもカウンセリングが同時に行える婦人科や心療内科は、必要に応じて薬の処方も可能です。

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