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更年期に起こる息苦しさの原因

 
これから寝ようと言う時、または眠っている最中に突然息苦しさを覚えて目が覚める・・・多少寝苦しい程度ならまだよいのですが、まるで激しい運動を行った後のような息切れが起こって驚いてしまうこともあります。こういった息苦しい症状もまた、女性ホルモンによる自律神経の調整が上手く行われないために起こる症状のひとつです。呼吸や心臓の拍動を無意識下で調節してくれている自律神経が乱れると、自然な呼吸に支障が出てきます。

 

そんな息苦しさを感じた場合はまず落ち着いて、静かにゆっくりと深呼吸しましょう。症状が軽く収まるのなら特に心配はいりません。ただし不安やストレス、疲労があると、自律神経失調症状はより強く表れやすくなります。
生活の上での予防は、日頃から疲れを貯めないようにして、リラックスできる環境を整えることに努めることです。

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病院で治療を行う場合は、ホルモンの減少が原因であれば更年期症状の治療で十分に効果が見込めます。息苦しさそのものにストレスを覚える場合も、婦人科で精神安定剤を処方してもらえます。ただしここで注意していただきたいことは、息苦しさは心臓病や精神疾患によっても起こり得るということ。更年期は、こういった病気のリスクが高まる年齢でもあります。

 

特に精神疾患と自律神経失調の見極めは難しく、単に更年期の症状なのか、環境から受けるストレスや性格の問題なのか、はたまたそれらが複雑に絡み合ってしまっているのかを特定するのは難しいものです。いずれにせよ、原因に心的ストレスがある場合は、薬だけでは良くならないことが少なくありません。

 

ストレスの原因を取り除くことが一番の治療になります。そういった場合、薬の服用と同時に心療内科などでカウンセリングを行うことが効果的です。カウンセリングは自分では気づきにくい周囲の問題を見つける良いきっかけになります。

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