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口の渇きは女性の天敵
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どうにも口の中がネバネバとして不快だったり、朝に歯を磨いていても、お昼ごろには既に歯垢が溜まっていたり…更年期になってから、このような口の渇きを感じたことはないでしょうか。こんなドライマウス症状もまた、女性ホルモン”エストロゲン”の減少によるものとされています。
唾液には口内の洗浄や雑菌を防ぐ働きがあるため、分泌量が低下すると虫歯や口臭の原因になります。歯垢がついた歯は見た目が良くありませんし、口臭は自分で気がつかないうちに、周囲に迷惑をかけてしまうことも…。何より加齢を感じさせる要因になりますから、ぜひ積極的に治療していきましょう。
手軽に行える対策としては、ガムを噛んで唾液の分泌を促す事が挙げられます。ドライマウスをケアするためのタブレットも非常に効果がありますからおすすめです。逆に、タバコは唾液を減少させてしまうため厳禁。糖分も口内環境を悪化させ、ねばつく原因になります。他にはハーブティーを飲んだり、口をすすぐうがい液として使うことでも口内をサラサラにできます。口臭に効果がある中では、ペパーミント、ローズマリー、ラベンダーが飲みやすくおすすめです。
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また、口の渇きだけに薬を使うケースは少ないのですが、更年期障害の治療にホルモン補充療法を行うことで唾液の分泌量が増えることもあります
ただし、口の渇きも病気が原因で起こる場合がありますから注意が必要です。膠原病や、更年期の女性に多いシェーグレン症候群は唾液の分泌量を低下させます。また、口の渇きは水分が欲しくなるものですが、同時に喉も渇く場合は糖尿病の可能性があります。症状が著しい場合は口が乾くだけだからと考えず、必ず内科を受診しておきましょう。
上手にケアを行って唾液の分泌が増えると、口臭や虫歯の予防だけでなく、舌が綺麗になったり食事がおいしく感じられるようになります。口内環境は健康と女性の美しさの源と言っても過言ではありません。
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