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冷え性には体と心を温めて対策を

 

更年期には、それまで冷えとは無縁だった女性も冷え性に悩まされる事があります。原因は自律神経の乱れで、冷えの他に、ほてり・のぼせ・多汗といったホットフラッシュが同時に起こる場合もあります。このホットフラッシュと冷えが”同時に”表れるというのが更年期の冷えの特徴で、手足は冷たいのに顔は暑くて仕方ないというあべこべな状態に難儀してしまうことも。

 

そんな冷え性の改善には、なにより血行を良くして体を温めることが大切です。冷えていると気分まで落ち込みがちになってしまいますから、気がついたらすぐに解消することを意識しましょう。食事は根菜や豆類、冬野菜など体を温める食材を。逆に夏野菜は体を冷やしてしまうため、なるべく避けましょう。食間に冷えを感じた時にはしょうが紅茶がおすすめです。

 

そのままでも美味しく飲めて、ぽかぽかと気持ちの良い暖かさが続きます。ティーバッグや粉末で一杯分を手軽に作れる製品が多く、スーパーなどで求めやすいのも魅力。他にはシナモンを入れたハーブティーも、冷えや疲れを癒やしてくれます。

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また、冷えを感じたらラジオ体操のような軽い運動を行うこともおすすめです。なにより体の内側から温まりますし、冷えからくる鬱々とした気持ちまでスッキリさせてくれます。加えてこのように体を温めることは、意外にもホットフラッシュの解消にも効果がありますから、ぜひ試してみてください。ちなみに、更年期には他に低体温という症状が表れることもあるのですが、

 

この「低体温」と「冷え性」は全く別のものです。低体温は本人が冷えを感じるかどうかに関係なく、体温が36℃以下の人を指します。対して冷え性は、体温が高い人であっても体が冷えている、寒いという感覚に悩まされることをいいます。低体温と冷え性を同時に抱える女性も多く、そういった人は低体温から更年期障害が重くなり、それによってより酷い冷え症状が…ということも。

 

こうなっては更年期障害のみならず様々な病気を引き起こしやすくなってしまいますから、ぜひ低体温の改善もあわせて同時に行っていきましょう。

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