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更年期に離婚を考えたら

 

更年期に熟年離婚を選択する夫婦が増えています。ですがもしも今あなたが更年期で、離婚を考えている1人なら、それは少し待ったほうがいいかもしれません。まず原則として、自身に更年期障害があるうちは離婚を考えるべきではないでしょう。夫や姑の無理解が原因となっている場合は別ですが、更年期障害による精神の不調を抱えている場合、それが”本来なら気にしないことでイライラしてしまう”ことの原因になっている可能性があります。

 

”更年期は狭量になりがち”ということを覚えておきましょう。離婚は衝動的に選択してはいけません。カッとなってしまったら、更年期の症状によるものだと考えて深呼吸しましょう。短気による行動は、たとえ離婚には至らなくても、その後の夫婦・家族関係に亀裂を残してしまう可能性があります。また、更年期以降になってから離婚を選択したことを後悔する女性も少なくありません。

 

様々な要因を考えても、熟年離婚の後というのは夫婦共に難しいものがあります。更年期障害が落ち着けば、再び穏やかで寛大な気持ちになれますから、それまでは薬やカウンセリングなども頼って上手に更年期を乗り切って下さい。更年期にイライラするのは仕方ないとして放っておくのではなく、治療して少しでも明るくなれるよう心がけましょう。

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そして夫の側も、特に定年後は、妻の負担を軽くするために努力するべきです。たとえば積極的に妻と会話をしてみたり、家事を分担できるよう行動を起こしてみたりです。日がな一日寝転がっていては不健康ですし、なにより妻は休みのない主婦業に不満を覚えてしまいます。そうなっては突然妻に見限られてしまっても仕方がないというもの。

 

時には更年期症状を訴える妻に困惑してしまうこともあるかもしれませんが、それなら尚更、妻と一緒に婦人科に付き添うなどして、改善に前向きに協力してあげてください。また、夫の側も更年期障害を抱えている場合があります。更年期には改めて、夫婦がどちらも相手を思いやり、心から受け入れる姿勢が求められます。どちらか片方が我慢しているいびつな関係ではいけません。更年期は夫婦が共に乗り越えるべきもの。夫婦仲が良ければ、更年期症状は軽く早く済みます。

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