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心の症状が強い場合は心療内科も選択肢に

 

更年期症状かな?と思ったら、まず受診するべきなのは婦人科なのですが、中でもストレスや落ち込みなどの”心の不調”が強く現れている場合は、最初から心療内科にかかることも選択肢にあがってきます。心療内科は、”身体的には問題が見つからないにも関わらず、からだに不調を抱えている状態”に最も適した診療科目です。

 

つまり、ストレスなど心の問題のせいでからだに不調が表れていると捉えます。更年期障害は精神の不調を抱えることでも悪化してしまいますから、こころに強い不安がある場合は先にこちらを治療することで、からだの症状の方も改善されることを期待できます。また、こころの症状に対しては精神科も考えられるのですが、更年期障害を疑う場合は最初からこちらを受診することはあまりお勧めできないようです。

 

というのも、精神科は精神疾患の治療を行うところであり、根本にある問題が”ホルモンの低下と自律神経失調にある”更年期障害に対しては、処方される薬が適切で無い場合があるためです。最近は精神科のクリニックでも心療内科という看板をあげているところも多く、クリニックへ行くことに対してハードルを高く感じている方にとっても行きやすい雰囲気にはなっていると思います。

 

 

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もちろん、実際に精神疾患を発症している場合には精神科も有力な選択肢となります。その場合は婦人科から紹介を受けることがあるでしょうから、精神科にかかるのはそれからでも遅くはありません。ただし、最も大切なことは婦人科や心療内科、精神科を問わず、信頼できる医師を選ぶことです

 

すなわち、
○こちらが行う症状の説明をきちんと聞いてくれる
○処方する薬の説明をしてくれる
○投薬だけでなく生活改善のアドバイスやカウンセリングなどを行い、治療に対する姿勢が積極的

 

…といった医師が理想的です。逆に、ろくな説明もないままに大量の薬を処方する医師や、こちらの話を右から左へ流してしまうような態度で診察を行う医師は避けたほうが良いでしょう。病気はもちろん更年期障害においても、医師と薬が信頼できると、治療がとてもスムーズになります。

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